卵は避けた方が良い食材?

ゆで卵は1日2個までというのは本当!?

父親からよく言われていたこと、それは卵は健康に良い食品だけど食事で1日に2個以上食べていけないということでした。 それは、卵はコレステロールを多く含んでいるからという理由でした。

学校給食でも出てくる卵ですが、父親は薬剤師でしたから、それを信じて2個以上は食べないような食事にしていました。しかし、肝臓で作られている胆汁の成分はコレステロールです。

その胆汁が多くなり結石してしまうのが胆石です。 胆石の発症に問題のない範囲での卵を使用した食事をとることは、コレステロールを摂取する上で必要なものといえます。 肉類と比較すると卵に含まれているコレステロールは非常に多いものです。

また親戚の男性の話となりますが、手が不自由なため、食事として茹で卵を1日3個食べでいたそうです。 血液検査でコレステロールの値は高かかったものの胆石は発症していませんでしたが、虚血性心疾患ということで亡くなりました。血管の中のコレステロールの影響で心臓に血液が回らなかったというのが医師の診断でした。

卵は悪いことばかりではない食べ物

コレステロールの値だけで胆石や他の病気に悪い作用をもたらすと思われがちな卵ですが、意外な効果もあります。 私達人間の体のたくさんの細胞を支えている細胞膜というものがありコレステロールからできているからです。

また脂肪を消化吸収させるための胆汁酸もコレステロールが原料となり肝臓で作られています。 卵に多く含まれているコレステロールですが、それ自体が全部悪玉コレステロールとなるわけではありません。

コレステロールは、血液中でリポたんぱく質という状態で運ばれて行きます。LDLというリポたんぱく質の船で運ばれたコレステロールが、悪玉と呼ばれ、HDLというリポたんぱく質で運ばれたものが善玉と呼ばれていくのです。

血液中で増えすぎた悪玉は血管の壁に入り込み、動脈硬化を引き個押しますが、善玉は血管の壁に付着したコレステロールを吸収する働きがあります。