内的治療法とは

入院の必要あり?

胆石の治療法を見てみると、食事以外の治療法としては、内科的と外科的があります。ここでは2つの内科的治療法を見てみましょう。内科的治療では、経口溶解療法というものと、体外衝撃波胆石粉砕療法(ESWL)というものが行われます。

食事を使用しない治療法ではない経口溶解治療法というもの 経口溶解療法とは、投薬を服用することで胆石を溶かしてしまう方法なので、入院の必要はありません。

しかし、この経口溶解療法で治療できる場合はいくつかの条件を満たしていないといけません。結石が純コレステロールであり、X線が通過可能な結石であり、石灰化がなく胆嚢内に結石があり、その直径が15ミリ以下で、症状も殆ど見られず、肝機能障害を起こしていないという条件が付きます。

溶解するには利胆薬というもの使い、コレステロールをなじませる胆汁酸が含まれており、結石の表面をゆっくりとかしていきます。 この治療法で使用する利胆薬は、新たな胆石を防ぐ効果もあるようです。

「熊の胆」と呼ばれる漢方薬と同じ成分を持っています。 1日3回の食事の後に服用しますが、食事の後に服用し溶かして効果を得るもので長い年月を費やすものです。

粉砕療法(ESWL)が増えている?

経口溶解療法は、長い年月もかかり、その間に新しいできてしまうというリスクもあります。 完全に治癒する確率は低くそのため薬を服用しながら、食事にも注意しなければなりません。

そこで最近では、溶解療法と並行して、粉砕療法(ESWL)も用いる治療法が多くなっています。 これは、体外から衝撃波をあてて胆石を粉砕し、小さくなった状態で体外に排出され易いというわけです。この治療法が使用できる場合は、結石が胆嚢内にあるか、総胆管内にある場合に限定されます。