胆石と日常の献立の関係

日本人はいつから胆石の発症率が多くなったのか

発症してしまうと激しい疼痛を伴う胆石という病気、日常の生活でしかも食事治療ができればと誰もが思っていることでしょう。

発症率を昔と比較してみると、戦前の日本では肉を使った献立の食事をしていたのは、ごくわずかな裕福な家庭だったようです。 江戸時代では一汁一菜というお寺のような食事が殆どではなかったでしょうか。

それも白米が食事で食べられるのは、限られた人達でした。その後、明治~大正時代になっても食生活はあまり変わらなかったようです。昭和になり、戦後ようやく欧米から肉を食事に取り入れた献立が、一般の家庭にも普及し、現在では魚介類を使った献立より肉を使う方が多くなっているようです。

欧米化した献立の食事は、知らない間に脂肪の取り過ぎとコレステロールを多く取り込んでしまいました。胆汁の成分のコレステロールが体内で多くなり、結晶化し結石となった「コレステロール胆石」が多いのもこういう理由があったのです。

バランスの良い献立を意識する

発症を予防するためには、どんな病気の治療にも共通することですが、肉を少なくし魚を多くする、野菜を多めに摂取するような献立を作り実行することです。

控えたい食品は、卵・鶏肉・レバー・うなぎ・いくらなどの魚卵類・イカやたこ、そしてチーズ、バターなどの脂っこい食品です。 真夏の丑の日の「うなぎ」は、栄養があり美味しそうですが、胆石の発症が疑われている人は控えた方がよさそうです。

逆に献立に多めに取りいれたい食品は、繊維質の多い野菜です。 特に海藻類は良いと言われ、ブロッコリー・人参・かぼちゃはオススメの食材です。