ほうれん草を食べると胆石になって本当?

小学生のころ聞いた迷信のような話

うちの父親は薬剤師だったので、特に食事の材料としての食べ物にはうるさい人でした。 例えば、鮭と鱒という魚がありますが鮭は海水魚なので寄生虫はいないから安心して食べて良いとか、鱒は川魚だから寄生虫がいるので食べないようにと、母に強く言っていました。

その父親が、ほうれん草にはシュウ酸という物質が含まれていて、これが体内にたまると胆石になるという話でした。母親は、それを信じて食事のおかずには、ほうれん草を使ったメニューは出てきませんでした。

しかし、栄養素を多く含んでおり、給食には欠かせない野菜です。ほうれん草に含まれているシュウ酸という物質、実際に結石を作る原因となっています。 それが胆石を作るということになってしまったようです。

シュウ酸は、ほうれん草を茹でた時にでる「あく」のようなもので、茹でて水にさらした時に溶け出してきます。 確かに胆石などの結石を作ってしまう作用はありますが、大量に摂取しなければ影響はないそうです。

最近の健康ブームで、テレビの番組でも何の病気には、この食事はダメだとか、これを食べると改善するなどと言われるようになり、胆石が作られ易いなどということから、シュウ酸を出さないほうれん草も改良されてきたようです。

影響は?

栄養価があり、緑黄色野菜の王様のようなほうれん草ですが、胆石だけではなく、カルシウムが作用してしまうことでは、腎結石もできてしまう可能性があります。


昔はほうれん草を漢方薬としても使用されていましたが、その注意事項にも食事で大量に摂取すると微毒を発すると書かれています。


その一方では、βカロチンやビタミンを多く含んでいるので、貧血・じん疾患・消化不良・便秘・痛風・リュウマチ・関節炎が改善されると言われています。